ママの手だいすき!

インファントマッサージ28月のお盆過ぎに5月初めに出産されたお母さんを訪ねました、生後3ヶ月になる赤ちゃんのインファントマッサージ(IAIM 国際インファントマッサージ協会)を教えるためです。

当助産院は、広大医学部保健学科助産課程の学生の実習施設になっています。

お母さんの了解を得て2名の学生を同伴しました。

マッサージの主役はお母さんと赤ちゃんです。

インファントマッサージ1

助産師は人形を使ってストロークの方法を伝えます、助産師が赤ちゃんをストロークすることは決してありません。

 

お母さんは優しく赤ちゃんに声かけし瞳を見ながら、足、お腹、胸とマッサージしていきます。

赤ちゃんは気持ちが良いのでニコニコし、それを見ているお母さんも笑顔になります。

マッサージされた部分は血行が良くなり、体温が上がります。

赤ちゃんにとって触れてもらう事は食べ物と同様に欠かせないものです。

乳幼児期にしっかりと肌に触れてもらった子どもは、大人になった時に他人とより親密な関係を築けるようになります。

同伴した2名の学生も人形を使ってストロークの勉強をしました。

しかし1番学んだことは、笑顔の赤ちゃんとお母さんを見て肌に触れる事がいかに大切であるかという事でした。

庄原赤十字病院産婦人科に常勤医師着任!

7月1日中国新聞に、三次中央病院産婦人科の院長を長年務められた赤木武文先生が早期退職をして、庄原日赤病院産婦人科の常勤医師として勤務される記事が載っていました。
私の19年間の家庭出産援助の中で2名の妊婦さんが赤木先生のバックアップで家庭出産をしています。
妊婦健診に同伴しバックアップをお願いした時、快く受けてくださり、妊婦さんともども感謝致しました。
又、先生は広島県の周産期医療協議会においても地域の産科医療を支える必要性を常に発言されて来ました。
庄原日赤病院で分娩を扱うには、まだ複数の常勤医師が必要との事です。
しかし、人望と豊かな医療経験を兼ね備えた赤木先生が常勤される事で、庄原、広島県に隣接する島根の女性がどれほど助けられる事でしょう。
他県で無痛分娩のためお母さんが亡くなったという暗いニュースの後だっただけに、赤木先生の地域医療を支える責任感の強さに心打たれ胸が熱くなりました。
赤木先生、どうぞ健康に留意されお仕事頑張って下さい。
心から応援しています。

前原英子

れいこ助産院同窓会

5月16日10時30分~12時30分久しぶりにれいこ助産院同窓会を南区宇品の集会所で開催しました。

16名の方が参加してくださり、うち1名の母子は山口の下関から来てくださいました。本当に感謝にたえません。

短く自己紹介をした後、子供達が乳幼児のグループと小学生のグループに分かれ、話し合いました。乳幼児のグループは「断乳、卒乳について」小学生グループは「性について子供達にどのように伝えるか」「子供への注意の仕方」等。時間が充分に取れなかったため、話を深めることはできませんでした。しかし「おちんちんのえほん」(ポプラ社 山本直英著 佐藤真紀子絵)を勧められました。幼稚園や小学校低学年のお子さんがいらっしゃる方、是非読んでみて下さい。

最後に車座に座った時、一人のお母さんが「皆さんが自宅出産を選んだ理由を教えてほしい」と言われてました。まとめると下記のようになります。

  • 子供達に人が生まれるとはどういう事かを教えたかった
  • お産のために病院に入院するのが嫌だった(子供達と離れたくなかった)
  • 病院の分娩台の上で仰臥位姿勢で出産するなど考えられなかった

自宅出産を選んだお母さん達の中に共通する思いが流れ、満足した表情を浮かべて次の再開を約束し解散しました。

前原は今380名の赤ちゃんの出生をお手伝いしています。400人目の赤ちゃんのお世話が出来たら、又皆さんに声を掛けたいと思います。その時は是非集まってくださいね。

お世話して下さった幹事の方本当に有難うございます。

広島大学医学部保健学科助産課程の学生さんに講義を行いました

5月12日 午前中一杯、15分の休憩をはさんで7名の助産課程の学生さんに出前授業をしました。
広大保健学科にパスし、みっちり丸4年間最先端の医療、看護教育を受ける学生さん。彼女らの知識・意欲は高くなみなみならぬものを感じました。
私は彼女たちの知識にはかないませんが、19年間自宅出産を援助して得た喜びと責任について語りました。そして教科書に書いていない具体的なケアーの実際を手とり足とりで伝えました。

  • 妊婦が寝ている姿勢から、おきあがる時の身体の使い方
  • セルフケアーで腰痛臀部痛を予防する方法
  • 産後の骨盤底筋群を回復させる呼吸法 etc.

現在日常生活の中で木綿さらしを使うことは皆無に等しいです。骨盤のゆるみを予防するさらしの巻き方1つとっても少々時間がかかりました。しかし全員真面目に取り組んでくれました。
現在98%の妊婦さんが病院で出産します。彼女らが現場に出た時、今日学んだことを日々のケアーに活かしてくれたらこんなにうれしい事はありません。
学生の皆さん、医療の現場は厳しいと思います。でも心から応援していますよ。
ガンバレ!

第31回日本助産学会学術集会(徳島)で発表

クリックすると発表内容のPDFを閲覧出来ます

2017年3月19日(日)に、れいこ助産院の助産録回顧調査の結果(1999~2007年分)を日本助産学会で発表しました。共同発表者は、広島大学の村上真理助教と梯正之教授、そしてれいこ助産院の前原英子です。

特に、今後の課題であった、出生直後の赤ちゃんの低体温予防については、早速4月上旬の自宅分娩で実践しました。

出生直後の赤ちゃんの羊水をふき取ったバスタオルは速やかに新しい温めたバスタオルに交換し、帽子をかぶせ、小型電気保温マット上に敷いたバスタオル上で赤ちゃんの計測等を行いました。その結果、出生直後は37.2℃(直腸温)、1時間後36.5℃、2時間後36.6℃でした。4月上旬は、室温がまだ低いこと、住居1階での出産だったので床上は室温より低いという環境因子も考慮すると、(中略)従来よりも多少低体温は予防できたものと考えます。

今後も更に調査を進めることで、より安全な自宅出産を実現できるよう、検討いたします。

新生児蘇生法

 皆様長い間ブログを更新せず申し訳ありませんでした。
 これからは又頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
3月4日呉の広島国際大学で開催されたNCPR(新生児蘇生法)Aコースを受講してきました。私はAコースのライセンスは昨年(H26年3月)得ています。
 しかし、家での出産を扱う助産師は、新生児蘇生法は充分身につけておかなければなりません。いざという時、正確に判断し対処出来るよう、機会を作って学び続けなければいけないと思います。
 会場で思いもよらぬ出会いがありました。
 8年前家庭出産をお手伝いした助産師さんに会いました。
 「今までは子供達が幼かったので外来勤務だったが、こんど分娩数の多い産院へ正職員として働くことになった。今日の研修会に参加しました。」という事です。彼女のキラキラとした瞳が心に残りました。
 彼女がAコースのライセンスを獲得することを心から願いました。
物事に前向きに対処するって本当に大切ですね。

研究協力のお願い

この度、れいこ助産院の助産録(カルテ)回顧調査を行うこととなりました。
対象は1999年12月~2016年7月までに,れいこ助産院で自宅分娩をされた方の助産録となります。プライバシー保護に十分留意して調査を行います。また、調査に個人の特定できる情報は含まれておりません。
対象となる方々はご協力をよろしくお願います。

詳細はこちらを御覧ください。
助産録回顧調査協力のお願い(PDF)

ひろしまナイチンゲール賞を受賞しました!

ひろしまナイチンゲール賞受賞2016年5月14日(土)に、湯﨑 英彦広島県知事から、ナイチンゲール賞をいただきました。大変光栄に思います。これも偏に、みなさんからのご支援があったからだと思います。今後も精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

湯﨑県知事は、テレビで拝見するとおりの方でした。特に、人とお話をする際には、相手の目をきちんと見て話されますので、とても好感がもてました。

県庁の職員の方も「知事は、仕事の報告を受ける時もきちんと見つめてこられるので、たじたじとすることもよくあります。」とおっしゃっていました(^-^)

知事ブログ
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/chijibulog/280514.html

新生児蘇生法

3月5日 広島国際大学呉キャンパスで新生児蘇生法Aコースの講義、実技、試験を受けてきました。参加は30名。

午前中は西村裕先生(広島市民病院 NICU部長)の講義、午後は参加者が3グループに分かれ、1グループに2名の指導の先生が付いて新生児蘇生の実践練習です。
3人が一単位。リーダーが指示をし他2名が蘇生を実践します、リーダーは全員必ず経験しなければいけません。

例えばこんな風でした

指導の先生が「母体部分胎盤早期剥離あり 10ヶ月で出産。児体重3kg 自発呼吸なし 筋緊張なし」と言って、赤ちゃん人形を横たえます。

すかさずリーダーより次々に指示が2名のスタッフに出ます。
「保温して下さい。体位保持、肩枕を入れて! 皮膚乾燥させ皮膚刺激を! 心拍数確認! 100以下なら人工呼吸開始! 心拍確認! 心拍60です 胸骨圧迫(心臓マッサージ)開始!」

 人工呼吸もマスクが的確に赤ちゃんの鼻口にあたってないと肺が膨らみません、人工呼吸と胸骨圧迫を「1:3」のリズムで30秒続け再度聴診器で心拍数を確認します。

自分がリーダーになると「頭の中が真っ白」の状態になりそうです。
1例終るごとに先生、他のメンバーからアドバイスや評価が下されます。
緊張感100% しかし蘇生手順はかなり頭に入りました。

指導してくださった2人の先生は実にリアルに赤ちゃんの状況に応じた呼吸音や泣き声を出し臨場感を高めて下さいます。それもそうですよね。
毎日NICUの赤ちゃんを診察、治療し緊急搬送された新生児を蘇生されているのですから。

最後15分間のマークシート式による試験は難しかったです。
合格すれば、新生児蘇生法Aコースのライセンスを取得することが出来ます。
落ちたら再度チャレンジします。

新生児蘇生法(NCPR)は的確な判断と技術を身体に覚えさせる事が必要です、年に1回は必ず研修に参加しようと思います。

6月には西村裕先生が、自宅・助産所での出産時の新生児蘇生の指導をして下さいます。先生は大変お忙しい方です、しかし「どこで生まれても赤ちゃんの生命は同じです」という信念があるからだと思います。
是非、受講したいです。
お産とブッキングしない事を心から願っています。

まき助産所「いのちのおはなし会」

まき助産所が いのちのおはなし会 『子育ての原点 お産について考えよう!』を開催されます、前原も講師として参加します。

子どもに自分の生まれた時のこと、いのちのことを伝えていく時、お産にスッキリとしない気持ちがあると、なかなかうまくつたえていけないこともあります。

また、お産はこと伊達の原点とも言われています。そのスッキリしない気持ちがあると、ついつい自分に自身が持てなくなったり、子育てが不安でいっぱいになったりすることもあります。

今回のいのちのおはなし会では、そのスッキリしないところの意味を考えたり、お産の振り返りをしたり、子育ての原点であるお産について、考えていく時間にしたいと思っています。
れいこ助産院の助産師、前原さんも講師としてお招きします。
たくさんの女性の素敵なお産をサポートされてこられた前原さんからもお産のことをいろいろと教えていただきましょう。

ことだて真っ最中の方だけでなく、これから妊娠・出産を考えている方も、子育てにひと段落した方も いっしょに癒やしの時間を過ごしてみませんか

日時 : 2016年1日(火) 10:30~12:00
場所 : まき助産所 (南区宇品神田5丁目26-7今徳ビル106)
参加費 : 1,500円
講師 : まき助産所 高島麻季
ゲスト : れいこ助産院 前原英子
定員 : 8名
申込 : まき助産所(090-7386-8627)