いいお産の日 イベント

11月5日 広島県助産師会主催の「いいお産の日」のイベントがイオンモール広島祇園3F イオンホールでありました。

前々日、会員のご家族全員が出演して、テレビでイベントをコマーシャルして下さったおかげでしょうか、受付が混雑するくらい盛況でした。

イベント内容は非常に豊富! 産後ヨガ、足裏マッサージ、不妊・更年期相談 etc…

そんな中で赤ちゃんのハイハイレースは圧巻でした。3mの距離をハイハイしてお母さんの胸に飛び込んでいく様子は、途中で方向転換したり、座り込んだりとハプニングが続出。本当に微笑ましい情景でした。

私はベビーマッサージを担当しました。申込みの方が多く急遽回数を増やし、計16組みの親子(お父さんも積極的にマッサージに参加されました)にIAIMの足マッサージとジェントルムーブメント(身体遊び)を伝えました。

短い時間でしたのでマッサージのさわりしかお話出来ませんでしたが、身体を通して親子の絆作りに少しはお役になったかなと思います。

なぎさ中学校 いのちの授業

平成29年10月23日 8時30分から10時30分 なぎさ中学1年生の「生命の授業」を他4名の助産師とともに行いました。

今回も妊娠8ヶ月の経産婦さん、生後5ヶ月、3ヶ月の母子の方にも協力して頂きました。

 

5月に自宅出産した方の御主人は「父親になる」「夫としての役割」を語りました。自分は赤ちゃんとスキンシップをする中で数ヶ月たって「父親になったのだ」と自覚したそうです。

産後は炊事、洗濯、掃除全てを担ったが、一番大切なのは妻の心の不安を取り除き安心して子育てに専念出来るよう見守る事だ。

ただ自分も心の休息が必要で、友人と飲みに行ったり、趣味を楽しんだり、PTAのコーラスで歌ったりしたそうです。

親は子供を育てながら親にさせてもらうものですと締めくくりました。

男子生徒達は、妊娠出産は女性の問題という思いという思いを少し持っているものです。しかし、実体験の話は一生懸命聴いていました。

助産師への質問は「陣痛の痛みはどれくらい痛いのか」「双子の赤ちゃんは胎盤は2つあるのですか」「胎盤の構造はどうなっているのか」等ありました。

いのちの授業は2005年より始め今年で13回目になります。毎回少しづつ内容を充実させています。来年10月の第4月曜、5人の助産師で頑張ります。

ママの手だいすき!

インファントマッサージ28月のお盆過ぎに5月初めに出産されたお母さんを訪ねました、生後3ヶ月になる赤ちゃんのインファントマッサージ(IAIM 国際インファントマッサージ協会)を教えるためです。

当助産院は、広大医学部保健学科助産課程の学生の実習施設になっています。

お母さんの了解を得て2名の学生を同伴しました。

マッサージの主役はお母さんと赤ちゃんです。

インファントマッサージ1

助産師は人形を使ってストロークの方法を伝えます、助産師が赤ちゃんをストロークすることは決してありません。

 

お母さんは優しく赤ちゃんに声かけし瞳を見ながら、足、お腹、胸とマッサージしていきます。

赤ちゃんは気持ちが良いのでニコニコし、それを見ているお母さんも笑顔になります。

マッサージされた部分は血行が良くなり、体温が上がります。

赤ちゃんにとって触れてもらう事は食べ物と同様に欠かせないものです。

乳幼児期にしっかりと肌に触れてもらった子どもは、大人になった時に他人とより親密な関係を築けるようになります。

同伴した2名の学生も人形を使ってストロークの勉強をしました。

しかし1番学んだことは、笑顔の赤ちゃんとお母さんを見て肌に触れる事がいかに大切であるかという事でした。

庄原赤十字病院産婦人科に常勤医師着任!

7月1日中国新聞に、三次中央病院産婦人科の院長を長年務められた赤木武文先生が早期退職をして、庄原日赤病院産婦人科の常勤医師として勤務される記事が載っていました。
私の19年間の家庭出産援助の中で2名の妊婦さんが赤木先生のバックアップで家庭出産をしています。
妊婦健診に同伴しバックアップをお願いした時、快く受けてくださり、妊婦さんともども感謝致しました。
又、先生は広島県の周産期医療協議会においても地域の産科医療を支える必要性を常に発言されて来ました。
庄原日赤病院で分娩を扱うには、まだ複数の常勤医師が必要との事です。
しかし、人望と豊かな医療経験を兼ね備えた赤木先生が常勤される事で、庄原、広島県に隣接する島根の女性がどれほど助けられる事でしょう。
他県で無痛分娩のためお母さんが亡くなったという暗いニュースの後だっただけに、赤木先生の地域医療を支える責任感の強さに心打たれ胸が熱くなりました。
赤木先生、どうぞ健康に留意されお仕事頑張って下さい。
心から応援しています。

前原英子

れいこ助産院同窓会

5月16日10時30分~12時30分久しぶりにれいこ助産院同窓会を南区宇品の集会所で開催しました。

16名の方が参加してくださり、うち1名の母子は山口の下関から来てくださいました。本当に感謝にたえません。

短く自己紹介をした後、子供達が乳幼児のグループと小学生のグループに分かれ、話し合いました。乳幼児のグループは「断乳、卒乳について」小学生グループは「性について子供達にどのように伝えるか」「子供への注意の仕方」等。時間が充分に取れなかったため、話を深めることはできませんでした。しかし「おちんちんのえほん」(ポプラ社 山本直英著 佐藤真紀子絵)を勧められました。幼稚園や小学校低学年のお子さんがいらっしゃる方、是非読んでみて下さい。

最後に車座に座った時、一人のお母さんが「皆さんが自宅出産を選んだ理由を教えてほしい」と言われてました。まとめると下記のようになります。

  • 子供達に人が生まれるとはどういう事かを教えたかった
  • お産のために病院に入院するのが嫌だった(子供達と離れたくなかった)
  • 病院の分娩台の上で仰臥位姿勢で出産するなど考えられなかった

自宅出産を選んだお母さん達の中に共通する思いが流れ、満足した表情を浮かべて次の再開を約束し解散しました。

前原は今380名の赤ちゃんの出生をお手伝いしています。400人目の赤ちゃんのお世話が出来たら、又皆さんに声を掛けたいと思います。その時は是非集まってくださいね。

お世話して下さった幹事の方本当に有難うございます。

広島大学医学部保健学科助産課程の学生さんに講義を行いました

5月12日 午前中一杯、15分の休憩をはさんで7名の助産課程の学生さんに出前授業をしました。
広大保健学科にパスし、みっちり丸4年間最先端の医療、看護教育を受ける学生さん。彼女らの知識・意欲は高くなみなみならぬものを感じました。
私は彼女たちの知識にはかないませんが、19年間自宅出産を援助して得た喜びと責任について語りました。そして教科書に書いていない具体的なケアーの実際を手とり足とりで伝えました。

  • 妊婦が寝ている姿勢から、おきあがる時の身体の使い方
  • セルフケアーで腰痛臀部痛を予防する方法
  • 産後の骨盤底筋群を回復させる呼吸法 etc.

現在日常生活の中で木綿さらしを使うことは皆無に等しいです。骨盤のゆるみを予防するさらしの巻き方1つとっても少々時間がかかりました。しかし全員真面目に取り組んでくれました。
現在98%の妊婦さんが病院で出産します。彼女らが現場に出た時、今日学んだことを日々のケアーに活かしてくれたらこんなにうれしい事はありません。
学生の皆さん、医療の現場は厳しいと思います。でも心から応援していますよ。
ガンバレ!

第31回日本助産学会学術集会(徳島)で発表

クリックすると発表内容のPDFを閲覧出来ます

2017年3月19日(日)に、れいこ助産院の助産録回顧調査の結果(1999~2007年分)を日本助産学会で発表しました。共同発表者は、広島大学の村上真理助教と梯正之教授、そしてれいこ助産院の前原英子です。

特に、今後の課題であった、出生直後の赤ちゃんの低体温予防については、早速4月上旬の自宅分娩で実践しました。

出生直後の赤ちゃんの羊水をふき取ったバスタオルは速やかに新しい温めたバスタオルに交換し、帽子をかぶせ、小型電気保温マット上に敷いたバスタオル上で赤ちゃんの計測等を行いました。その結果、出生直後は37.2℃(直腸温)、1時間後36.5℃、2時間後36.6℃でした。4月上旬は、室温がまだ低いこと、住居1階での出産だったので床上は室温より低いという環境因子も考慮すると、(中略)従来よりも多少低体温は予防できたものと考えます。

今後も更に調査を進めることで、より安全な自宅出産を実現できるよう、検討いたします。

新生児蘇生法

 皆様長い間ブログを更新せず申し訳ありませんでした。
 これからは又頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
3月4日呉の広島国際大学で開催されたNCPR(新生児蘇生法)Aコースを受講してきました。私はAコースのライセンスは昨年(H26年3月)得ています。
 しかし、家での出産を扱う助産師は、新生児蘇生法は充分身につけておかなければなりません。いざという時、正確に判断し対処出来るよう、機会を作って学び続けなければいけないと思います。
 会場で思いもよらぬ出会いがありました。
 8年前家庭出産をお手伝いした助産師さんに会いました。
 「今までは子供達が幼かったので外来勤務だったが、こんど分娩数の多い産院へ正職員として働くことになった。今日の研修会に参加しました。」という事です。彼女のキラキラとした瞳が心に残りました。
 彼女がAコースのライセンスを獲得することを心から願いました。
物事に前向きに対処するって本当に大切ですね。

研究協力のお願い

この度、れいこ助産院の助産録(カルテ)回顧調査を行うこととなりました。
対象は1999年12月~2016年7月までに,れいこ助産院で自宅分娩をされた方の助産録となります。プライバシー保護に十分留意して調査を行います。また、調査に個人の特定できる情報は含まれておりません。
対象となる方々はご協力をよろしくお願います。

詳細はこちらを御覧ください。
助産録回顧調査協力のお願い(PDF)